町内の名所旧跡をぐるっと歩いてめぐったあとに、立ち寄ってほしいおすすめスポット、それが「木曽川親水公園」です。
商店街の一角に、2004年春にできたばかりのこの公園で、まず迎えてくれたのは、今では珍しい赤い丸型ポスト“巴ちゃん”。丸型ポストは、この公園のほかにも町内4ヶ所にあって、今でもちゃんと使われているんですよ。旅先からのお手紙は、こちらへポン!
ポストの隣には「健康歩道」なるものがあります。さて、健康歩道とは何でしょう。大小さまざまな大きさの石ころが埋め込まれていて、その上を裸足で歩くと足の裏のツボが刺激され、う〜ん、痛気持ちいい! |
そして、この公園の目玉は、なんといっても足湯です!ここのお湯は、昔から御嶽教の信者や地元の皆さんに親しまれてきた「きそふくしま温泉、湯元・二本木の湯」から運んできている温泉なので、じんわりととてもよく温まります。しかも無料で混浴です。温泉大好きな私も早速浸かってみました。
木曽川のせせらぎを聞き、向かいの山の緑を眺めながら足湯に浸かる・・・とっても気持ちよくて眠くなってしまいそうな、幸せなひとときです。
「今日はお天気もよくて、気持ちがいいですね。」
「ほんとに。私は散歩がてらよくここに寄るんだよ。いいところができて嬉しいねぇ。」
とご近所のおばあちゃん。
「あ、今カッコウの鳴き声聞こえたよ!」
ここでは、地元の人も観光客の方も、老若男女問わず、同じお湯に浸かっていると自然に会話が始まるようです。足も心もぽかぽか。この足湯は、ほっとコミュニケーションの場にもなっているんですね。 |
足湯でリフレッシュしたら、公園からさらに川の間近へと続く階段を降りていってみました。(増水しているときは危険なのでやめましょう。)川沿いの崖っぷちに建てられた「崖家造りの家並み」を下から眺めることができますよ。どうやって建てたのだろうと、きっと驚いてしまうことでしょう。 |
また、木曽川の真横を歩けるこの親水歩道は八沢川へと続いていて、全長約200mにもなります。八沢川は木曽川の支流にあたり、川幅も狭く、流れも緩やかなので、お子さんが水と戯れるのにもぴったりです。この日も、お母さんと小学生の女の子が遊んでいて「魚がいるんだよ〜。」と教えてくれました。
八沢川の親水歩道から、もう少しお散歩するならば、旧中山道の町並みが残る上の段地区がいいですね。上の段には、袖卯建(そでうだつ)や竪繁格子(たてしげこうし)のある古い建物が並び、さらに井戸や水路があります。ここで、親水公園からこの上の段地区まで、水の音がほぼ絶え間なく聞こえていたことに気がつきました。川の音や、道の傍らの水路の水音が耳に心地よいです。水音を聞きながらお散歩ができる・・・これも「全国水の郷100選」に選ばれている木曽福島ならではですね。 |
さらに、2005年7月14日には親水公園から木曽川に「行人橋歩道橋」が架かりました!以前から近くに行人橋という橋が架かっていますが、江戸時代に中山道から御嶽街道への入口として多くの御嶽信者が渡った「行人橋」は、もともと今回完成した歩道橋の位置にありました。当時の行者さんたちは、この橋の下で、川の水で心身を清め安全祈願をしてから御嶽を目指したことからこの橋の名が付けられました。町の過去と現在、そして未来をつなぐシンボルとして、親水公園とともに皆さんに親しまれる存在になったらいいなぁと思います。 |
賑やかなテーマパークやショッピングもいいけれど、地元の人とふれあいながら、ゆっくりのんびり歩いて巡るのも素敵ですよ。皆さんも木曽福島でそんな休日を過ごしてみませんか? |
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